医師として働けなくなったら長期で補償!

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医師向け所得補償保険の保険金支払い事例

目次
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ここでは、医師向け所得補償保険を加入していることで保険金支払いの対象となるケースについて詳しく解説します。

事例の前に…そもそも医師向け所得補償保険って
どんな保険?

医師向け所得補償保険とは、医師向けの所得補償が受けられる保険です。医師が病気や怪我によって働けない状態になったとき、収入減少に加えて治療費などの出費が重なり、家族の生活費や子どもの教育費、住宅ローンに充当するお金が不足する可能性があります。その場合、保険加入していることで、契約時に設定した補償期間に応じて保険金を受け取ることが可能です。

たとえば、業務中に起こった予想外の事故、レジャーや海外旅行中に起きた病気や怪我など幅広く対応しています。また、治療で入院しているほかにも自宅療養で治療を受けている場合でも、保険金支払いの対象となります。

医師向け所得補償保険の保険金支払い事例

実際に保険金支払いになった事例を確認してみましょう。

※株式会社ファーストプレイス発案の事例シミュレーションです。

※保険金月額…毎月受け取れる金額のこと。最高受取保険金額…回復できなかった場合にトータルで受け取れる保険金のこと。

傷病名:脳梗塞

保険金月額:100万円/月、最高受取保険金額:3億3,600万円

  • 年齢・性別:42歳男性
  • 開業医or勤務医:開業医
  • 科目:耳鼻咽喉科
  • 経緯:仕事中に倒れ脳梗塞の診断を受け入院。リハビリを行うが手指の動きに麻痺が残り、耳鼻咽喉科医師は継続できなくなった。

傷病名:くも膜下出血

保険金月額:50万円/月、最高受取保険金額:2億400万円

  • 年齢・性別:36歳男性
  • 開業医or勤務医:勤務医
  • 科目:整形外科
  • 経緯:突然意識を失い救急手術後3ヶ月ほど入院。転院しリハビリを行うが、右半身の麻痺のため歩行困難で部分介助が必要な生活になり医師は退職。

傷病名:肺がん

保険金月額:30万円/月、最高受取保険金額:1,800万円

  • 年齢・性別:48歳男性
  • 開業医or勤務医:勤務医
  • 科目:耳鼻咽喉科
  • 経緯:がん検診で初期の肺がんが発覚。外科的治療後に医師は退職。現在はリンパ節転移のため、放射線治療などを行っている。

傷病名:うつ病

保険金月額:30万円/月、最高受取保険金額:720万円

  • 年齢・性別:51歳男性
  • 開業医or勤務医:勤務医
  • 科目:呼吸器内科
  • 経緯:総合病院で呼吸器内科の部長として勤務。過重労働と人間関係のストレスからうつ病と診断され、半年休職後に退職し自宅療養継続中。

傷病名:胃がん

保険金月額:200万/月、最高受取保険金額:2,400万円

  • 年齢・性別:47歳男性
  • 開業医or勤務医:開業医
  • 科目:小児科
  • 経緯:人間ドッグの内視鏡検査でステージⅡの大腸がんが発覚。内視鏡治療を受け退院。1年療養後、現在は復帰。

傷病名:若年性心筋梗塞

保険金月額:300万円/月、最高受取保険金額:3,600万円

  • 年齢・性別:42歳男性
  • 開業医or勤務医:開業医
  • 科目:脳神経内科
  • 経緯:ゴルフ中に激しい胸の痛みに襲われAED使用後に救命救急センターへ搬送。緊急治療後に1ヶ月間入院し、その後復職。

傷病名:脊髄損傷

保険金月額:80万円/月、最高受取保険金額:3億4,560万円

  • 年齢・性別:34歳男性
  • 開業医or勤務医:勤務医
  • 科目:歯科
  • 経緯:スノーボード中に着地の衝撃により脊椎脱臼骨折(脊髄損傷)で手術を複数回実施。不全麻痺で重度の脊髄圧迫が残り医師は退職。

傷病名:急性白血病

保険金月額:50万円/月、最高受取保険金額:1億7,400万円

  • 年齢・性別:40歳男性
  • 開業医or勤務医:勤務医
  • 科目:リハビリテーション科
  • 経緯:急性リンパ性白血病を発症し緊急入院。化学療法で寛解するが休職中の1年後再発したため退職。造血幹細胞移植を検討中。

傷病名:脳挫傷

保険金月額:100万円/月、最高受取保険金額:3,600万円

  • 年齢・性別:51歳男性
  • 開業医or勤務医:開業医
  • 科目:消化器内科
  • 経緯:路上歩行中に自動車にはねられ頭部に強い衝撃を受け、脳挫傷と診断。身体症状のほか、高次脳機能障害の後遺症が残り医師は退職。

就業不能になった場合の備えとして活用される
医師向け所得補償保険

田伏 秀輝

田伏 秀輝

実際に保険金の支払いが受けられる病気として、季節性インフルエンザや悪性リンパ腫、痔、緑内障、パーキンソン病、伝染性単核球症などさまざまな病気が挙げられます。

このように、病気や怪我などにより就業不能になった場合の備えとして活用される保険といえるでしょう。